- 単焦点眼内レンズ
- 保険診療の範囲の白内障手術で使用する、従来型の眼内レンズです。 このレンズの焦点は一定の距離にしかありません。遠くに焦点を合わせた場合には、メガネをかけない状態では手元が見えずらく、新聞や書類を読むときには老眼鏡のようなメガネが必要になります。下の写真は単焦点眼内レンズの見え方のイメージ画像です。遠くはよく見えていますが手元はかすんでいて、文字を読むことはできません。つまり単焦点眼内レンズは近くと中間距離には焦点が合っていないのではっきりと見えず、その距離にはメガネが必要となります。
※ピントを遠くに合わせた場合
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見える範囲: 狭い 手元から遠くまでのある
1点のみよく見える見える質 : 良い
- 多焦点眼内レンズ
- 多焦点眼内レンズは遠くにも近くにも焦点が合うように設計された遠近両用のレンズです。そのため遠方にも近方にも焦点が合うので眼鏡を必要としない生活を送ることができます。下の写真は多焦点眼内レンズの見え方のイメージです。遠くも手元もよく見えています。
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見える範囲: 広い 手元から遠くまで見える 見える質 : おおむね
良いピントが少し甘い