白内障手術の進歩|レーザー白内障手術は、最先端の白内障手術です。大宮七里眼科

白内障手術の進歩

現在も世界の発展途上国では白内障は主要な失明原因のひとつです。白内障は手術によって完治することの出来る病気ですが、眼科医療が未発達の地域では手術を受けられない方がたくさんいます。かつて日本も20年ほど前までは失明の原因として白内障は上位にあげられていましたが、現在では全体の5%にも満たない低い数値となっています(注1)。これは白内障手術の技術が進化し、多くの国民が高度な医療を受けられる時代となったからです。

白内障の手術についての記録は古いものでローマ時代からの記載が確認されています。18世紀になるとヨーロッパにおいて眼の分野における専門的な医学が発展しました。しかし古典的な白内障手術は、大きな傷口を作り、水晶体を摘出するときに目に大きな侵襲が加わるものでした。その後、超音波を使って水晶体を破砕しながら吸引する方法が発明され、さらに傷口もより小さく抑えることで術後の回復が早くなりました。このような技術的な進歩と同時に、水晶体の代わりとなる人工の眼内レンズが開発され発達したことで、白内障手術後の社会復帰が早まるだけでなく、術後の見え方も格段に向上しました。

このように進化を遂げてきた白内障手術の歴史の中で、この20年の間でも革新的な進歩といえるのが2008年に世界で始めて行われたフェムトセカンドレーザー白内障手術です。日本では2012年に埼玉県さいたま市の眼科クリニック大宮七里眼科の山崎健一朗院長によってはじめて行われました。フェムトセカンドレーザー白内障手術の登場によって、白内障手術はいよいよメスを使わずに行うことが可能になり、最先端のレーザー技術で短時間かつ数ミクロンの誤差もなしに眼内にも切開を行える手術へと進歩を遂げました。

(注1)平成17年度の厚生労働省研究報告書によると、日本国内における失明原因で白内障は4.5%(第5位)です。

フェムトセカンドレーザー白内障手術のメリットは以下の通りです。

  • メスを使わずに、レーザーで目の中にある水晶体や角膜を切開することが出来ます。
  • 1000分の1ミリ単位の精度で正確な大きさ、深さ、位置の切開ができます。
  • 水晶体前嚢切開を正確な位置、半径で行えることで、眼内レンズを正確な位置に固定できます。
  • 水晶体をレーザーで破砕することができ、超音波入荷吸引に必要な超音波エネルギーを大幅に軽減することができます。
  • 超音波をかける時間が短くなったことで、角膜などの組織への負担を減らすことが出来ます。